◆ご来院のきっかけ
福島市在住の40代女性。
医療従事者として、日々患者様の対応や介助など立ち仕事・中腰姿勢が多い業務を行っておられました。
数か月前からお尻から太もも、ふくらはぎにかけての痛みとしびれが続き、整形外科では「坐骨神経痛」と診断。
湿布や痛み止めで様子を見ていましたが改善がみられず、当院へご来院されました。
◆初回の状態と施術内容
初回来院時は、前屈も痛みでほとんどできない状態でした。
腰からお尻(梨状筋)にかけて強い筋膜の張りがあり、坐骨神経を圧迫している可能性がありました。
初回は腰〜臀部を中心に施術。
施術後は「痛みがなくなり、前屈しても大丈夫」と変化を実感され、その後の動作でも痛みの再発は見られませんでした。
◆2回目(1週間後)
初回のあと、痛みはほとんど消えていましたが、
長時間の立ち仕事が続いた際に再び軽い痛みが出現。
この日は腰やお尻だけでなく、
太もも裏〜ふくらはぎにかけての関連部位まで広範囲に施術を行いました。
施術後は再び疼痛が軽減し、「脚の軽さを感じる」との感想をいただきました。
◆3〜4回目(2週間〜1か月後)
「朝起きた時の痛みがかなり減りました」とのこと。
ただし、業務が忙しい日や長時間の立位が続くと、軽い違和感が戻ることもありました。
そのため、施術を継続しながら
骨盤・股関節・体幹のバランス調整を実施。
また、ご自宅で行えるストレッチや姿勢改善エクササイズを指導しました。
繰り返しの施術とセルフケアにより、
最終的には痛みやしびれを感じることなく仕事をこなせる状態へと改善しました。
◆現在の状態
現在は、長時間の立ち仕事や前かがみ姿勢でも痛みは出ず、
「腰や脚を気にせず動けるようになり、仕事も楽になりました」と笑顔でご報告をいただきました。
福島市内で医療現場に立つお仕事柄、体への負担が多い環境でしたが、
しっかりと体を整えることで安定したコンディションを維持できています。
◆スタッフコメント
医療従事者の方は、立ち仕事や中腰姿勢が多く、
腰からお尻の筋膜が硬くなりやすいため、坐骨神経への圧迫や炎症が起こりやすい傾向にあります。
今回の症例では、筋膜の柔軟性を回復し、骨盤と体幹の安定性を高める施術を継続することで、
痛みを繰り返すことなく、快適に働ける状態を維持できるようになりました。
今後も、福島市で頑張る医療従事者の方々をはじめ、
お仕事や日常生活での身体の不調を根本からサポートしていきます。



























































